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地盤改良について

家を建てる前に知っておきたい「地盤改良」とは?

〜地盤調査で“要改良”と言われたら読む記事〜

マイホームを建てる前に「地盤調査」を行い、「この土地は軟弱なため、地盤改良が必要です」と言われた方はいませんか?

「えっ、聞いてない!」「どれくらい費用がかかるの?」「工期は長くなるの?」そんな不安を持つ方のために、今回は**「地盤改良とは何か?」をわかりやすく解説**します。

✅ 地盤改良とは?なぜ必要なの?

家の基礎となる土地の地盤が弱い(軟弱地盤)と、沈下・傾き・ひび割れなどの構造トラブルを引き起こす可能性があります。この現象を不同沈下と言います。

そのため、**建物の荷重に耐えられる強さ(地耐力)**を確保するために、土地の地盤を人工的に補強する工事が「地盤改良」です。

✅ 地盤改良が必要かどうかはどうやって分かる?

基本的には、地盤調査スクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)等の結果によって判断します。

※株式会社地盤屋では、その調査に追加してSDS試験(スクリュードライバー貫入試験)をする事によって土質判定を行い、より精度の高い地盤調査をご提案しております。

調査の結果…

軟弱層が浅い → 表層地盤改良、部分的な土の置き換えやセメント改良

中程度の深さ → 柱状地盤改良、砕石置換工法

深部まで軟弱層 → 小口径鋼管杭工法、コロンブス工法

など、状況に応じた改良工法が提案されます。

✅ よく使われる地盤改良工法

工法名 特徴 向いているケース
表層改良工法 土とセメントを混ぜて表層を固める 軟弱層が浅い
柱状改良工法 地中に柱状の補強体をつくる 支持層が中程度の深さにある
鋼管杭工法 鋼製の杭を深くまで打ち込 深部まで軟弱な土地や高耐久が必要な土地

✅ 地盤改良の工期と注意点

工法や敷地条件にもよりますが、一般的な戸建て住宅の場合は1〜3日程度で完了するケースが多いです。

ただし注意すべきポイントとして:

工事費が建築費に追加されることがある

狭小地や傾斜地では特殊な対応が必要になる場合がある

地盤保証の範囲を確認することも大切

✅ 地盤改良が必要な土地ってどんなところ?

以下のような土地は、地盤が弱い可能性があります:

造成地(山を削った・谷を埋めた土地)特に新しく作られた分譲地では盛土の圧縮や、擁壁背面の締固め不足等が原因となります。

以前が田んぼ・畑だった土地では、もともと地盤が軟弱な場合があり、建物を載せると、地盤が圧縮沈下します。

液状化の危険地域(海沿い、干拓地など)一般的には液状化は緩い砂が堆積し、地下水位が高い場所に地震の揺れが加わると起こる現象です。

✅ まとめ|安心して暮らすために、見えない地盤こそ大切に

地盤は家を支える“見えない基礎”です。
見えないからこそ、信頼できる調査と適切な改良が、安心の住まいづくりに欠かせません。

株式会社地盤屋ではまさかのトラブルに関しても様々な地盤保証でご対応させて頂いておりますので、

▶ 株式会社 地盤屋では、調査から最適な工法提案まで一貫対応

高知県、徳島県を中心に、住宅地・分譲地・公共施設など多数の実績があります。
「見積もりを比べたい」「なるべく費用を抑えたい」「この工法は適してるの」など、お気軽にご相談ください。