建て替え工事で、後から問題になりやすいのが既存擁壁です。
見た目に問題がなくても、基準不明・記録なしの擁壁は少なくありません。
工事を止めないために、建て替え前に押さえておきたい考え方をまとめました。
① 擁壁は「感覚判断」しない
擁壁は建物と違い、確認申請の対象外になることも多く、「使っていいのか」の判断が非常に曖昧です。
「今まで大丈夫だった」ではなく、専門的な診断と客観的な判断材料を用意することが重要です。
② 解体前・計画段階で確認する
擁壁の問題は、解体後や着工後に発覚すると、工期・費用・説明責任すべてに影響します。
- プラン確定前
- 解体前
- 見積もり調整の段階
このタイミングでの確認が、現場を止めない最大のポイントです。
③ 擁壁保証システムを「工務店を守る仕組み」として使う

擁壁保証システムを使うことで、
- 擁壁の状態を専門機関が診断
- 使用可否や補修の必要性を整理
- 条件を満たせば保証付きで活用可能
となり、工務店さんが単独で判断するリスクを減らせます。

お施主さんにも「事前にここまで確認しています」と根拠をもって説明でき、信頼につながります。
建て替えをスムーズに終わらせるために、擁壁チェックは、トラブル対応ではなく事前対策です。
擁壁を
「壊すかどうか」ではなく
「使えるかどうかを整理する」


そのひと手間が、
工事をスムーズに進め、
安心して引き渡すための準備になります。
株式会社 地盤屋では擁壁診断士2級が擁壁についてのご相談を受け付けておりますので、ご気軽にご連絡をお願い致します。

